果たして違いはあるのか |
自分は結構この「ひやおろし」のお酒が好きで、この時期が毎年楽しみで待っていたりしています。
なんとなく穏やかというかまろやかというか、そういう感じがするんですよね。
ただ、ではひやおろしとは何か、というのはぶっちゃけ日本酒に詳しくなりたくて勉強を始めたのが最近なので恥ずかしながら大ポカやらかした昨日までよく知らなかったんですよね。
生「詰」原酒でした
— あおつき (@bm_shootingstar) October 14, 2021
生酒=一度も火入れをしない
生詰酒=貯蔵前に火入れをして出荷前はしない
1つ学んだわ!
今回はその辺も詳しい他のサイトさんの引用を交えつつ、冨士酒造さんの「榮光冨士(栄光冨士)純米大吟醸 無濾過生"詰"原酒 熟成蔵隠し」の2020年版・2021年版の飲み比べてみたのをつらつら書いてきます。
ひやおろしとは?
ひやおろしとはSAKETIMESさんによると以下のような状態を指すそうです。
貯蔵するときにのみ火入れをし、2回目の火入れを行なわない、この「ひや」と呼ばれる状態で貯蔵し、秋になって卸されるため、「ひやおろし」と呼ばれているようです。
引用元:秋の到来を告げる旬の日本酒「ひやおろし」とは?【イラストで解説!ひと目でわかる日本酒】
1度火入れされているという事で生酒に比べて口当たりも穏やかになる傾向があり、また口明け後の変化も緩やかに変わっていくそうです。
昨日twitterで「生原酒」と記載して指摘されるまで全然こだわってなかったんですが、詳しく知らないまでもなんとなくこのひやおろしのまったりとしたというかなんというか、一度も火入れをしていない生酒に比べた時の口当たりの良さが好きだったのかな…?と今回調べてみた後に思ったりしました。
自分が感じたメモ
2020(1年前のものを冷蔵庫で寝かせていたものなので、去年のものを飲んだ場合と感想が異なると思います)
2020
— あおつき (@bm_shootingstar) October 14, 2021
2021に比べると1年寝たからか元々なのか甘めで酸味が少なめ?ピリピリ感もない。丸い旨味は変わらないけど少し薄く感じるかも pic.twitter.com/mMGjiR1ycn
2021
先に2021
— あおつき (@bm_shootingstar) October 14, 2021
喉に入れた時に抜ける酸味とアルコール、舌の上に残る少しのピリピリ感と丸い感じの旨味がうまい pic.twitter.com/5UogXOEhUV
感想
2020は「さっぱりまろやか甘み」、2021は「ちょい辛どっしり」といった感じ。
飲み会の時に飲んだ時は割とお酒が入った状態だったので、さっぱりしている2020がおいしいなと感じたんですが、酒が抜けた状態で飲むと味がしっかりしている2021が良かったです。
なんにせよ年跨ぎで同じお酒を飲んだことがあんまりなかったので、こういうのも面白いですね。
榮光冨士は一升瓶と四合瓶で同じ銘柄でタンクナンバーが違うために味が全然違ったり、四合瓶でもタンクが異なったりする(裏の銘柄名の横に数字が書いてあったりします)ので、同じ年の銘柄でもやったりしても面白いかもしれんですね。
このお酒の情報
まとめ
日本酒、ムズカシイ。
ただ今回なんとなく秋に出る酒だろくらいの認識だった「ひやおろし」はどういったものかを考えるきっかけになって、より日本酒の事を知るのが楽しくなりました。
今回引用させていただきましたSAKETIMESさんは他にも日本酒に関する記事が沢山あって割と楽しく見れるのでお勧めです(ダイマ
……榮光冨士のwebサイトはいまだにflashプレイヤーが設置してあったり、ほとんど情報がなかったりもったいないですよね。あとツイッターの情報の中身がない。
十分有名かとは思うんですが、良い酒造さんなのでもっと情報発信に力が入ってくれると嬉しいです。